はじめに

この度、大学の編入試験をいくつか受けてきたので、編入体験記を書いていこうと思う。

この記事を書く主な動機は、岡山大学理学部数学科の編入体験記があまりなかったことだ。とはいったものの、どうやらこのブログは Google の検索エンジンにインデックスされていないため、「情報を増やす」という目的は達成されていないように思う。かといって、はてなブログや note にアカウントを作ろうとは思えないため、とりあえずここに書いておく。岡山大数学科の情報が少ないのも、もしかしたら検索エンジンに登録されないセルフホストのブログにみんな情報を残しているからなのかもしれない。

自己紹介

例に倣って、私も軽く自己紹介をしておく。

  • 所属:北陸の某高等専門学校電子情報工学科
  • 席次:
    • 1 年 ~ 3 年: 20 位 ~ 25 位(40 人中)前後
    • 4 年:前期 2 位(40 人中)、後期 4 位(40 人中)
    • 5 年:前期 31 位(40 人中)
  • TOEIC: 630
  • 受験大学:
    • 豊橋技術科学大学情報・知能工学課程(6/28 受験、併願:応用化学・生命工学課程、合格)
    • 岡山大学理学部数学科(7/5 受験、合格)
    • 筑波大学情報学群情報科学類(7/12 受験、単願、不合格)

受験日を見て分かる通り、編入試験を受けるために文字通り東奔西走した。関東へは高速バスや北陸新幹線で直接行けたが、岡山へは特急と新幹線を計 2 回ほど乗り継ぐことになった。我が県は西日本に属している。それなのに関東に比べて関西へのアクセスが悪いとはどういうことか。北陸新幹線は早く新大阪まで伸びてほしい。

豊橋技術科学大学

この大学は、同じく技術科学大学である長岡技術科学大学と合わせて、多くの高専生が滑り止めとして選んでいる大学だと思う。私もそれに倣って受験した。長岡技科大を選ばなかった理由は親元を離れたかったからで、知能・情報工学課程を選んだ理由は分散システムの研究室があり面白そうだと思ったから。併願先に応用化学・生命工学課程を選んだが、これに関しては特に理由はない。

学力での受験だったため当日は私服で臨んだ。他の受験生の服装は、スーツがやや多かったように思う。

試験までの流れ

試験日前日

公欠が認められたため、試験日の前日に高速バスで名古屋駅まで、そこから電車で豊橋駅まで行った。名古屋から豊橋までは結構長かったと思う。30 分近く立ちっぱなしだった記憶がある。

受験旅行で唯一撮った写真を載せておく。

JR名古屋駅前の写真

ホテルは豊橋駅近くの東横 INNにした。早く予約しないといけないと思いつつ 1 ヶ月前までノーアクションではあったが、なんとか滑り込めて良かった。

ホテルにチェックインした後、試験会場の下見に行った。バスに乗るのに Suica が使えたのが地味な感動ポイントだった。学内にあるバスの停留所で降りた後、大学のホームページに掲載されていた受験案内を見ながら入口を確認したり、敷地内を見て回ったりした。学内の駐車場には車が多く、駐輪場にも自転車やバイクが多く停まっていたが、帰りのバスにも人が多かったので学生の交通手段は結構多様なのだなと思った。

その後、試験日当日は昼食を各自で用意しなければならなかったため、近くのコンビニでサンドイッチと黒烏龍茶を買い、マクドナルドで夕食をとってホテルに戻った。ホテルでは教科書のブール代数のあたりと参考書を軽くながめて床に就いた。

試験日当日

当日は 6 時頃に起きてホテルで朝食をとり、7 時半頃にチェックアウトしてホテルを出た。早めに起きたにもかかわらずバスの時間ギリギリになってしまったため少し焦っていたが、どうやら当日は臨時のバスが出るらしく、そこまで焦る必要はなかったかなと今では思う。

試験科目

試験科目は、時系列順に英語、国語、応用数学、専門科目(選択)だった。私はこの選択科目で情報をとった。理由は、過去問をながめてみて一番簡単そうだったからだ。ここで、専門科目で情報を選択するためには単願か、第 2 志望を応用化学・生命工学課程か機械工学課程にしなければいけなかった。私は機械工学課程にあまり興味が湧かなかったため、第 2 志望を応用化学・生命工学課程にした。単願にしなかった理由は気分である。

各科目ごとの所感としては、

  • 英語: 6 ~ 7 割
  • 国語: 7 ~ 8 割
  • 応用数学: 10 割
  • 専門科目(情報): 9 割

だった。どの科目もおおよそ過去問どおりで、難易度もそこまで高くなかったと思う。ただ、試験成績の開示請求の期間が 9 月の前半あたりだったが、 10 月だと思い込んでしまっていたため請求できず、正確な点数は分からない。

英語

英語は最初にリスニングが、その後にリーディングがあり、いずれもすべて選択問題であった。リスニングは割合簡単で解けた方だと思うが、リーディングはてんで駄目だった。当たり前のことだが、単語帳はしっかりやり込んでおいたほうが良いと思う。私はこれができていなかった。

国語

途中で、明らかに正解の択が存在しない問題が出されて混乱したが、案の定出題ミスであった。ここで必要以上に時間を使わなくて良かった。総合成績で合否が決まるため、全く手の動かない問題や違和感のある問題を飛ばすスキルはかなり重要である。

最後の問題は、毎年慣用句や四字熟語のどちらかが出題されるらしいが、今年は慣用句が出題された。この辺りは特に自信がない。「横車を押す」を「横に並んでいる車を押すこと」からできた言葉だと思い、「自分のことを疎かにして云々」という風な選択肢を選んだ気がするが、調べてみると「車を横に押すこと」からできた言葉で、「道理に合わないことを無理にすること」といった意味らしい。これで少なくとも 2 問落としたことになる。

応用数学

応用数学は計算が主で、過去問や参考書をやっておけば楽に取れるような問題ばかりだった。今年は線形代数(行列式や逆行列の計算と固有値)、微積分(偏微分と重積分)、確率、微分方程式が出題された。重積分では積分順序の交換を使う問題が出題されたが、方法を思い出すのに少し時間がかかってしまった。確率は問題文を見た瞬間に「$e$ が出るやつだこれ」となる程度に簡単で、あまり面白みがなかった。その他はすべて基本的な問題ばかりだった。

専門科目(情報)

これは少し難しかったような気がする。行列式がヘシアンになるような行列?に関する問題が出題された。この問題の中の小問を 1 つ飛ばしてしまったが、試験が終わった後に解法を思いつき、しばらくくねくねしていた。その他には、ハッシュ値と線形リストを用いたプログラムの穴埋めや、真理値表を埋めて積和標準形を求める問題、カルノー図を書いて最小積和形を求めたり論理回路を書いたりする問題が出た。

プログラムの穴埋めの問題についてであるが、線形リスト内の要素を削除するためにダブルポインタを使うプログラムが出題された。以前 Linus Torvalds 氏がどこかの会談でこのプログラムを挙げていたのを覚えていたため、難なく解くことができて良かった。

所感

応用数学と専門科目がかなり簡単で差がつくなら国語と英語だなと思っていて、なおかつ国語と英語の出来が悪かったため心配していたが、合格することができて良かった。

岡山大学

この大学は編入学に関する情報があまり無いため、情報を探すのに少し苦労した。ただ、編入学に関する情報の少なさに反して、過去問の解答や解説は多かったように思う。少なくとも、あまり苦労なく見つけられた。

この大学を選んだ理由は、本命の筑波大学の試験日との兼ね合いと、流石に 2 つは受かっておきたいなという打算からである。数学科を志望した理由は、高専で数学や数値計算を勉強する過程で、もっと抽象的な数学を体系的に学びたくなってきたから。

学力での受験だったが、口頭試問があったためスーツで臨んだ。同じ考えの人が多かったのか、他の受験生の服装もスーツが多かった。ただ、私服の人も 1 人か 2 人いた。

試験までの流れ

試験日前日

こちらも公欠が認められたため、試験日の前日に新幹線と特急を乗り継いで岡山駅まで行った。何回か乗り継いでいかないといけないため、ホテルと列車の予約はすべて旅行会社に任せた。すごい便利。ホテルは岡山駅近くの三井ガーデンホテルというところになった。ちなみに現在(2025/10/15)公式サイトを見てみると、このホテルは2026年1月上旬から同年8月中旬までリニューアル工事のため全館休館する予定らしい。

ホテルにチェックインした後、こちらも試験会場の下見に行った。岡山大学行きのバスに乗るために停留所に行ったが、バスが定刻よりも 10 分以上も遅れてやって来たのには少し驚いた。岡山大学から岡山駅へ戻るときのバスも同じくらい遅れていたので、このときに「試験当日は 1 本早めのバスに乗ろう」と決めた。

岡山大学に着き敷地内を少し歩き回っていて気づいたが、理学部の他に工学部や教育学部などがあるからか、かなり敷地が広い。端から端まで歩くのに結構時間がかかった。周りを見てみると自転車に乗った学生がかなりいて、当時は帰宅途中なのかと思っていたが、おそらくそうではなかったのだろうと今は思う。あとはよくわからない熱帯あたりの木が植えてあった。

こちらも、試験は午後まで続き、昼食は各自で用意とのことだったので、岡山駅近くのコンビニでいくつか食べ物を購入し、夕食をサイゼリヤでとってホテルへ戻った。なにげにこれが人生初サイゼリヤだったりする。

ホテルでは、志望動機が全く練れていなかったので 23 時頃までずっと志望動機を「考えていた」。これは「まとめていた」の書き間違いではない。志望動機はしっかり飛んだ。実際は志望動機など必要なかったわけだが、これは結果論である。

試験日当日

当日は早めに起きてスーツに着替え、朝食をとってからチェックアウトしてホテルを出た。当日の気温は 37 ℃だったので、ワイシャツにネクタイのほうが良かったのだが、私は上着も着ていった。くれぐれも真似しないように。

バスを 1 本早めたが、予想通り岡山大学行きのバスは定刻から遅れて来たため、これは正解だった。

試験科目

試験科目は数学の筆記試験と面接のみで、筆記試験は 200 点、面接は 100 点満点の計 300 点満点だった。筆記試験の後、昼休憩を挟んで面接を行う形だった。

数学

2 年前か 3 年前の過去問に、行列の階数についての定理を証明させる難易度の高い問題があり身構えていたのだが、今年の問題はそこまで難しくなく、参考書を解いたり、定義や性質を覚えたりしておけば楽に取れるような問題ばかりだった。解答時間は 150 分与えられたが、私は最初の 1 時間ほどで全て解き終わり、後は見直しや証明をより簡単なものへ書き直すことに時間を充てていた。

出題された内容としては、正方行列の固有値と対角化、線形変換の核空間の $n$ 回合成についてのいくつかの性質の証明、べき級数の収束半径と一様収束性他いくつかの性質の証明、重積分の計算だったと思う。

ここで少し焦ったのが、私は部分集合を $\subseteq$ で、真部分集合を $\subset$ を表すのだが、問題文はこれと異なり部分集合を $\subset$ で表していたことだ。(おそらく真部分集合は $\subsetneq$ で表すのだと思う) 一瞬焦った後、部分集合を $\subset$ で表す流儀があったことを思い出し、なんとか対応することができた。後から知ったが、どうやら高校数学では部分集合を $\subset$ で表すらしい。

あとは、「収束半径の内部で一様収束する」という定理を証明無しで使ってしまい、面接で詰められると思って昼休憩の間に必死に証明を追っていた。まあ、これは結果として必要なかったわけだが。

所感としてはほぼ 10 割、等比数列の和の公式の指数部分を間違えてしまったが、これは証明には影響していないのでセーフだと思っている。

面接

個人的にはここが最大の難所で、またいちばん分からない場所だった。

面接会場へは受験番号順に呼ばれていく形で、私の受験番号は一桁番台だった。 5 分ほどで終わる人もいれば 10 分経っても出てこなかった人もいた。

この間、私は飛んでしまった志望動機を必死に組み上げていたのだが、結局叶わずほとんど絶望した状態で面接室へと向かった。

面接室へ入ると、まず受験番号と名前を聞かれた。このとき私は、なぜか受験票を手に持っていたため、ただそれを読み上げるだけで済んだ。その次に、「荷物をドアの横に置き、中央の席へ座ってください」と言われ、私はその通りにした。このとき、席の前に今回の試験問題が置かれており、筆記試験の内容が聞かれるのだなと身構えていた。 3 名の面接官がおり、以下が私と面接官らとの会話である。

  • 面接官 A:「所属と志望動機を教えて下さい。」
  • 私:「はい。所属は〇〇高専電子情報工学科 5 年で、岡山大学を志望した理由は、高専で数学を学んでいくうちに、より抽象的な議論に興味を持つようになったからです。」
  • 面接官 A:「抽象的な議論というのは?」
  • 私:「はい。高専では積分の数値計算など、具体的な計算ばかりやっていたんですけど、環とか、そういう構造に関する議論ですね。」
  • 面接官 A:「『環』というのは、代数環のことでしょうか?」
  • 私:「はい。そうですね。」
  • 面接官 A:「分かりました。他の方、なにか質問はありますか?」
  • 面接官 B:「環はご自分で勉強されているとのことでしたが、高専では微積分や線形代数の他になにか数学の授業をやっておられるのでしょうか?」
  • 私:「そうですね…基本的なこと以外は何もやってなかったと思います。」
  • 面接官 B:「え?確率統計などはやっていないのですか?」
  • 私:「あ!確率統計はやっていましたね。」
  • 面接官 B:「複素関数はやっておられない?」
  • 私:「え~複素関数論は 4 年次で、あ、いや 5 年次で、今やってるところですね。」
  • 面接官 B:「分かりました。ありがとうございます。」
  • 面接官 A:「そちらの方は?なにか質問は?」
  • 面接官 C:「大丈夫です。」
  • 面接官 A:「分かりました。ではこれで面接を終了します。荷物を持って退室してください。」
  • 私:「分かりました。ありがとうございました。」
  • 私:「失礼します。」

筆記試験について聞かれることもなく、大体 5 分ほどで面接が終了したわけだが、果たしてこれで受かったと思える人がいるのだろうか(反語)。停留所でバスを待っている間ずっと、私の心は暑さのことなどすっかり忘れて失意に覆われていた。まあ、妥当な結果ではあるためそういう感情を覚えること自体おかしいことではあるが。

所感

結果はなぜか合格だったわけだが、この理由が本当によくわからない。筆記試験の内容が面接で聞かれなかった時点ですでに合格が決まっていたのだろうか。とりあえず、筆記試験で満点を取れれば面接など必要無いのだと結論しておこう。ちなみに、今年の受験者数は 22 人で合格者は 8 人だったらしい。
本当に・・・・・・「よくわからない」・・・それしか言う言葉が見つからない・・・

あと、三井ガーデンホテルには屋上に大浴場があり、私が入った時間帯はほとんど貸切状態だったため、気持ちよかった。

筑波大学

ここが本命であり、毎年高い倍率となっている大学である。この大学を選んだ理由は、ラムダ計算に関する研究室があり、型システムやプログラミング言語に関する研究ができると思ったからだ。

こちらは筆記試験のみであったため、私服で臨んだ。

試験までの流れ

試験日前日

例によってこちらも公欠が認められたため、前日入りとなっている。北陸新幹線に乗って東京駅まで行き、秋葉原駅からつくばエクスプレスに乗ってつくば駅まで行った。この道中で、国会図書館に足を運んで利用者登録をしてきた。

ホテルはつくば駅近くのダイワロイネットホテルつくばというところにした。こちらは前回の反省を活かし、余裕を持って予約することができた。

ホテルにチェックインした後、こちらもまた例によって試験会場へ下見に行った。私の受ける情報学群の試験会場は春日エリアであり、歩いていける距離だった。それ以外の学群の試験会場はもう少し遠いところにあり、バスに乗ってそこへ向かうらしい。ちなみに、筑波大学は岡山大学よりも広い敷地を持っている。春日キャンパスまでしか行かなかったが、そっちも見ておけばよかったと少し後悔している。

こちらは午前中で試験が終わるため、バーガーキングで夕食をとり、昼食を買わずにホテルへ戻った。ホテルでは、アルゴリズムとデータ構造とかいう教科書をながめたり、持参した PC でアルゴリズムを実装したりしていた。

試験日当日

試験会場への距離が近く、徒歩であることから、当日は時間に余裕があったためゆっくり起きて準備した。その後、朝食をとってチェックアウトし、徒歩で試験会場へ向かった。

試験科目

試験科目は 1 科目のみで、数学 2 問、情報 2 問で構成されており、試験時間は 120 分だった。

数学は 2 変数関数の極値と重積分、行列を用いて漸化式の一般項を求める問題が出題され、情報はマンハッタン距離が云々といった問題と、経度と緯度を文字列に変換して云々といった問題が出題された。

数学

数学の問題はどれも簡単~少し応用までで、いずれも編入数学徹底研究や編入数学過去問特訓に載っていたため、それをやっていれば十分に解ける問題だった。だったのだが、重積分の問題でケアレスミスをしてしまって、おそらくほとんど落としてしまった。ただ計算していくだけの簡単な問題であったために、これを落としたのはかなり大きかったのだと思う。

情報

情報の 1 問目に関して、これは何を聞かれているのか全くわからなかった。マンハッタン距離の総和がどうこうといった話だったと思うが、それを求めることで何をしたいのかが全く見えず、結局適当に穴埋めして次の問題へ行った。

情報の 2 問目であるが、これは前問とは異なり問題を読めばすぐに分かる程度の問題だったため、難なく解答欄を埋めることができた。はずだったのだが、ここでもケアレスミスをしてしまった。ビットを立てるプログラムを書く必要があり、これには通常ビットの OR 演算を用いる。にも関わらず私は AND 演算を用いてプログラムを書いてしまい、結果として後半のうちいくつかを落としてしまった。

所感

情報の 1 問目の難しさに焦ってしまったのか、ケアレスミスが多発してしまい、不合格という結果になってしまった。あとは、 TOEIC の点数が低すぎるというのも原因であろう。 TOEIC は全問が選択問題であり、過去問と単語帳をやっておけば 700 点は楽に取れるのであるから、そこを疎かにするべきではなかったと思う。

余談

試験の後は、気持ちを切り替えるために筑波宇宙センターへ行ってきた。模型ではあるが実物大の衛星、ISS モジュールが置いてあり、無料で入場できたためかなり充実したものとなった。

このときに撮った写真をいくつか添えておく。

筑波宇宙センターの看板 H-Ⅱロケットの実機 歴代のロケット はやぶさ2の模型 宇宙ステーション補給機のこうのとり

編入試験までにやったこと(ためにならない)

全くためにならないが、私が編入試験までにやったことを書いておく。ここまでくると反面教師も何も無い。

1 年 ~ 3 年

特に何もやってなかった。ベーシック圏論を読んでいたぐらいだったと思う。このときに TOEIC IP で 650 点を取った。

4 年

編入試験の過去問をダウンロードして少し眺めたぐらい。冬に公式 TOEIC を受けて、 630 点を取った。

5 年

春頃から勉強を始めた。図書館で編入数学徹底研究や編入数学過去問特訓を解き始めた。どちらも 2 周した。その後、ホームページで掲載されている分の過去問をすべて解き、わからないところはネットで調べたり、先生に聞きに行ったりしていた。

さいごに

もっと勉強すればより高いレベルを狙えたのかもしれないが、面倒くさがった末にこういう結果になってしまった。まあ、こういう人間もいるということで何かの参考になれば幸いである。

「幸福に生きよ!、ということより以上は語りえないと思われる。」

修正

文章の組み方や流れはともかく、誤字には人一倍敏感の私だったはずだが、どうやら変換を誤った箇所があるらしい。非常に悔しい。以下は修正対照表である。

修正箇所 修正前 修正後
国語  2 段落目 「自身がない」という変換の誤り 「自信がない」へ修正
専門科目(情報)  1 段落目 「最小関脇医」という変換の誤り 「最小積和形」へ修正
専門科目(情報)  1 段落目 …積和標準形を求める問題やカルノー図を書いて… …積和標準形を求める問題、カルノー図を書いて…
5 年  1 段落目 「編入数学科顧問特訓」という変換の誤り 「編入数学過去問特訓」へ修正
余談  1 段落目 模型ではある実物大のロケットや衛星、ISS モジュールが置いてあり、無料で入場できたため、かなり充実したものとなった。 模型ではあるが実物大の衛星、ISS モジュールが置いてあり、無料で入場できたためかなり充実したものとなった。
さいごに  1 段落目 …面倒くさがってしまいこういう事になってしまった。 …面倒くさがった末にこういう結果になってしまった。